自作の拳銃で死亡、52歳を書類送検…自宅に3Dプリンターと設計図

茨城県神栖市波崎の砂浜で昨年10月、変死体が見つかる事件があり、神栖署と県警薬物銃器対策課は1日、遺体は鹿嶋市の職業不詳の男(当時52歳)と特定するとともに、発射機能のある手製の違法拳銃を所持していたとして、容疑者死亡のまま銃刀法違反容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。
発表によると、昨年10月29日、神栖市波崎の砂浜で、右手付近に拳銃のようなものがある変死体が見つかり、その後の解剖で、死因は銃創による脳損傷と判明した。男の自宅を調べたところ、手製拳銃の設計図や3Dプリンターなどが見つかった。同署は手製拳銃で自殺を図ったとみて調べている。