ヨットで単独無寄港の太平洋横断に挑んでいた海洋冒険家の堀江謙一さん(83)が4日未明、和歌山県・
日ノ御埼
(ひのみさき)沖の紀伊水道にゴールした。米サンフランシスコを3月27日未明(日本時間)に出航してから69日間。60年前の1962年に23歳で世界初の快挙を成し遂げた時の逆コースをたどり、世界最高齢で偉業を達成した。
堀江さんが乗った「サントリーマーメイド3号」(全長約5・8メートル)は4日午前2時39分、約8500キロの航程を経て、紀伊日ノ御埼灯台(和歌山県)と
伊島
(いしま)灯台(徳島県)を結んだゴールラインを通過した。
堀江さんは4日午前、電話取材に「悪天候もあり、薄氷を踏む思いだったけれど、たくさんの支援や声援をもらい、運良くゴールできた。今も青春まっただ中の気分です。うれしい」と話した。
ヨットは別の船にえい航され、新西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市)に向かった。5日に帰港のセレモニーが開かれる。