大麻成分を含む液体を所持した罪に問われた大津市の自営業男性(46)を無罪とした大津地裁判決について、大津地検は控訴期限の6日、控訴を断念したことを明らかにした。男性の無罪が確定する。
地検の福田尚司次席検事は「判決内容を精査し、新たな立証は困難と考え、控訴しないこととした」とのコメントを出した。
男性は取材に「虚偽の報告書を作るような行為が許されてはいけない」と話した。京都府警の警察官の告訴や国家賠償請求を検討するという。
大津地裁は先月23日、「京都府警の警察官による職務質問に重大な違法行為があった」「警察官らが内容虚偽の報告書を作成した疑いを否定できない」と指摘し、違法捜査によって得られた液体大麻などの証拠能力を否定し、無罪を言い渡した。