山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の給付金事業で4630万円を誤送金した問題をめぐり、花田憲彦町長は9日の町議会で、誤送金額の9割に当たる約4290万円の回収が正式に完了したと報告した。花田町長は「少なからず安堵(あんど)の胸をなで下ろしている」とコメントした。
山口県警は、誤送金と知りながら不当な利益を得たとして、田口翔容疑者(24)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕。同容疑者は誤送金額のほとんどを決済代行業者3社に出金し、「オンラインカジノで使った」と供述していた。
3社の口座がある銀行への仮差し押さえなどの手続きを経て、5月20日には約4290万円が町の口座に振り込まれていた。その後、同容疑者の財産を取り立てる手続きを行い、6月8日に正式に回収が完了したという。
[時事通信社]