18歳女性との飲酒などを週刊誌で報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員(40)(比例東海)に対し、地元の自民党富士市富士支部は17日、辞職を求める上申書を静岡県連に提出した。前島貞一支部長は「姿が見えず、連絡が取れない。一日も早く皆さんの前で謝罪するべきだ」と非難した。
県連は14日の議員総会で、吉川氏の辞職を求める方針を決めている。上申書を受け取った良知淳行幹事長は「党員のつらい言葉を受けて申し訳ないと思う。会長(城内実衆院議員)にも伝える」と語った。
上申書では、女性と会ったとされる時は、富士市内で暴風雨となり、大規模な停電が発生した後だったとし、「市民を裏切る行為を許すわけにはいかない。言語道断だ」と訴えている。