女性遺棄 監禁場所でスマホ発見、足取り解析 警視庁

東京都文京区に住む新野(あらの)りなさん(23)が今月5日から行方不明となり、茨城県内の山林で遺体で発見された事件で、新野さんへの逮捕監禁容疑で逮捕された三瓶(さんぺい)博幸容疑者(33)の監禁場所の別荘から新野さんのスマートフォンが見つかっていたことが20日、警視庁への取材で分かった。富坂署捜査本部は移動履歴を解析するなどして、足取りなどの詳しい経緯について調べる。
捜査本部によると、三瓶容疑者は、新野さんとの接点について、「交流サイト(SNS)で知り合った」とし、これまでに計2回会ったと説明している。
今月5日午前10時ごろにも、新野さんとツイッターのダイレクトメッセージで、「今どの辺にいます」「こちらに来てください」とやり取りをしていた。
JR水戸駅で待ち合わせ、新野さんはロータリーに迎えに来た三瓶容疑者の車に乗り込み、そのまま茨城県常陸太田市内にある別荘に向かったとみられる。
新野さんは同日から行方不明となり、18日に別荘近くの林道脇の約6メートル下の斜面で、遺体で発見された。何も身に付けていない状態だった。新野さんのスマホは別荘で見つかったが、ほかの所持品や衣服は見つかっていない。
また、遺体発見現場近くからは、ビニールテープやコードなどが見つかっており、捜査本部は事件との関連を調べる。
三瓶容疑者と中学校で同級生だった男性は、「アメリカからの帰国子女で、中学1年のときは日本語がほとんど話せなかった。元気でまじめな良い子という印象で、問題を起こすような人ではなかった」と驚いた様子で話した。