三重県南伊勢町の町立南伊勢病院で、30歳代の男性職員が診療費など少なくとも1億5000万円を着服した疑いがあることが20日、分かった。町の調査に対し、職員は「ほぼ全額をアイドルのコンサートなどに使った」と説明したといい、町は近く、伊勢署に業務上横領容疑で告訴状を出す方針だ。
町によると、男性職員は、2019年に病院の会計担当となり、ほぼ1人で会計業務を行っていた。患者から預かった診療費の一部を着服したり、病院の口座から現金を引き出したりなどの手口を繰り返していたとみられるという。
病院が昨年度決算を確認したところ、不審な点が複数、見つかった。職員は今月7日に役場を訪れて、着服を認めたという。
町は21日、記者会見を開いて、説明する。