動画投稿サイト「TikTok(ティックトック)」で「ドン横の王」を名乗り、フォロワーの少女にみだらな行為をしたとして愛知県警に逮捕された住所不定の男性容疑者(20)が「東京の『トー横』や大阪の『グリ下』のような場所をつくれば、バズる(ネット上で話題になる)と思った」と供述していることが24日、捜査関係者への取材で判明した。名古屋区検は同日、この男性ら2人を県青少年保護育成条例違反などで略式起訴した。
ドン横とは、名古屋市中区のディスカウント店「ドン・キホーテ栄本店」周辺のこと。トー横やグリ下と同様、若者が居場所を求めて集まる場所として知られる一方、犯罪に巻き込まれる恐れがあるとして県警が警戒を強めている。
男性はドン横の名付け親とされ、一部の若者の間では有名だった。捜査関係者によると、逮捕後の取り調べに、ネット交流サービス(SNS)でドン横を広めたことについて「自分が人気者になるのが目的で、集まってきた子がどうなっても関係ない」などと供述しているという。
男性らは今月上旬、中区のホテルで16歳の少女にみだらな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕された。また、東京都内でも別の少女にみだらな行為をしたとして都青少年健全育成条例違反容疑で22日に追送検されている。【熊谷佐和子】