東武野田線車内の液体に毒性なし 威力業務妨害容疑も視野に捜査

24日午前6時15分ごろ、千葉県内を走行中の東武野田線の電車内で「液体がまかれた」と119番があった。消防によると、乗客の10代の女性2人が不調を訴えた。東武鉄道は電車を近くの野田市駅に停車させ、安全確保のため乗客全員に降りてもらった。県警の簡易検査では、液体の毒性は確認されなかった。
騒ぎがあったのは柏発大宮行きの普通電車で、乗客が車両の床に液体が広がっているのを見つけ、通報した。通報は「車両内で異臭がする」との内容だったが、県警が調べたところ、液体はほとんど色がなく、顕著な臭いもなかったという。消防によると、不調を訴えた女性2人はいずれも17歳の高校3年生。1人は下腹部の痛みを申告したが、もう1人には症状はないという。
液体は何者かが故意にまいた可能性もあり、県警は威力業務妨害の疑いも視野に調べている。この影響で野田線は一時、一部区間で運転を見合わせた。【長沼辰哉、柿崎誠】