新型コロナウイルス対策の持続化給付金と家賃支援給付金計約600万円をだまし取ったとして、広島県警は23日、弁護士の加島康介(47)(広島県東広島市)、会社役員の男(56)(広島市南区)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。県警によると、弁護士が持続化給付金の不正受給で逮捕されるのは初めてという。
発表では、2人は共謀し、2020年10~12月、会社役員が代表として法人登記されている会社の事業収入がコロナ禍で減少したなどと中小企業庁にウソの申請を出し、持続化給付金200万円と家賃支援給付金約392万円を詐取した疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。