下田海上保安部(静岡県下田市)は26日夜から、同県伊東市のレンタルボート店の70代の男性店主が同市の近海で遭難した可能性があるとみて捜索を続けている。27日午前11時現在、発見に至っていない。
下田海保や県警伊東署によると、このレンタルボート店を利用した三島市と沼津市の男性会社員2人の乗っていたボートが26日午前9時ごろ沈没した。2人は釣りをするため、午前7時半ごろ出港。沈没する直前、店主に「風と波が高くて戻れない」などと携帯電話で連絡したところ、店主から「何とかします」との返事があったという。2人は同日午後2時過ぎ、海保に救助された。救命胴衣を付けていたという。
だが同日午後8時半ごろ、2人は伊東署に「店主と連絡が取れない」と通報してきた。店主が帰宅した形跡もないことから、海保は店主が2人を救助に向かった途中で遭難した可能性があるとみている。【深野麟之介】