「犯罪・事故被害者に24時間支援を」 亀岡登校事故遺族が講演

京都府亀岡市で2012年4月に集団登校中の児童ら10人が死傷した事故の遺族小谷真樹さん(39)がこのほど、大津市の滋賀県警本部で講演した。「被害者を24時間サポートできるような環境づくり、支援の拡充をお願いしたい」と話し、交通事故の撲滅を訴えた。 小谷さんは次女真緒さん=当時(7)=を無免許運転の少年の車にはねられて失った。県犯罪被害者等支援推進協議会の総会の一環で招かれ、約60人を前に講演した。 事故当時の警察によるマスコミ対応や送迎などに感謝する一方、支援団体から「メディアに出て戦っているので、支援は必要ないと思った」と言われた時の不信感などを説明。「娘を失い、ただでさえ人を信じられない状態。細心の注意を払って対応してほしかった」と心中を明かした。 真緒さんの生前の写真も紹介し、「当たり前の日常が奪われたことに恐怖を感じる。社会全体で安全運転への意識を高めてもらいたい」と訴えた。