「一報は大臣室で聞いた」「民主主義に対する冒涜」…岸防衛相の発言全文

安倍元首相の実弟の岸防衛相は午後4時頃、防衛省で記者団の取材に応じた。発言全文は以下の通り。
A)今回の安倍元総理に対する銃撃は、まさに民主主義に対する冒涜だ。特に、参院選挙のさなかにこのような暴力によって言論の弾圧が行われるようなことはあってはならない。断固非難する。安倍元総理においては是非とも戻られ、回復されるよう祈っている。
Q)銃撃されたのはどのような状況で知ったか。官邸で閣僚会議があると思うが、終わった後どうする予定か
A)まず一報は大臣室で聞いた。大臣室で会議をやっていて、会議が一つ終わったところでそういう話が入ってきた。(閣僚会議が終わった後の予定は)まだ決まっていない。
Q)容疑者が海上自衛隊に勤務していたとの情報があるが
A)そのような報道があることは承知している。その件については警察の捜査に協力しているので、これ以上のコメントは差し控える。いずれにしても、犯人のバックグラウンドがどうあっても、これは許されることではない。
Q)大臣のところに入っている情報として、最新の安倍元総理の状態は
A)皆さんがお持ちのところと基本的には同じだと思うが、奈良の病院で懸命な治療が行われている。輸血を含めて救命治療に全力を尽くしているところだと伺っている。
Q)大臣は奈良に向かう予定はあるか
A)特にそういう予定はない。今、在京の責任もあるし、総理から参集がかかっている。