激戦東京、早々に与党優勢 蓮舫氏「厳しかった」

6人の当選枠を巡って34人が出馬し、激戦となった東京選挙区では、早々に当選や優勢が伝えられた与党候補の陣営が安堵に包まれた。劣勢の立憲民主党で議席を守った蓮舫氏(54)は「全国的に相当厳しかった」と振り返り、銃撃で亡くなった安倍晋三元首相の弔いから自民党に票が流れたとの見方も示した。
自民党では、新人の生稲晃子氏(54)が初当選を決めた。安倍氏をしのんで左腕に喪章を着け「当選が恩返しだと思っていた」と声を震わせた。
れいわ新選組山本太郎代表(47)はテレビ各社のインタビューに「目指すのは戦える野党。経済政策に強い野党をつくっていく必要がある」と語った。