農林水産省は15日、冷凍メバチマグロの原産地を偽って表示し販売したとして、水産物卸会社「築地魚市場」(東京)に対し、食品表示法に基づき是正を指示した。法令順守や再発防止も求めた。
農水省によると、同社は少なくとも2018年4月23日~21年10月12日に、中国産やバヌアツ産とすべきところを台湾産などとし不適切な表示を繰り返した。同社は仲卸業者など133社に計2万3530本、約1376トンを販売した。競り価格への影響は小さいという。
食品表示法では、領海以外の海域で捕れた水産物は、漁獲した船舶が属する国を原産地と表示する。同省は、担当者が法令順守の姿勢を欠き、社内のチェック体制にも不備があったと指摘した。
同社は「取引先に多大なご迷惑、ご心配をお掛けし、おわびする」としている。
[時事通信社]