政府は、安倍晋三・元首相の「国葬(国葬儀)」を9月27日に東京・日本武道館で行う方向で最終調整に入った。22日にも閣議決定する。複数の政府関係者が明らかにした。
27日は火曜日だが、政府は、学校や官公庁などは休みとしない方針だ。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来で、戦後では2例目となる。費用は全額国費で負担する。岸田首相は14日の記者会見で、歴代最長政権を築いた安倍氏の内政と外交両面での功績を評価し、秋に国葬を行うと発表した。政府は9月中に実施するため、可能な日程の調整を進めていた。
国葬には、海外から多数の首脳級の参列が見込まれる。首相は19日の自民党役員会で「(安倍氏が銃撃された)事件を踏まえ、警備態勢を改めて点検・強化する。活発な弔問外交も予想され、しっかりと準備していきたい」と述べた。