長男助けようと両親溺れ、父親死亡 千葉の滝つぼ付近で

20日午後3時半ごろ、千葉県大多喜町粟又の「粟又の滝」の滝つぼ付近で印西市小林北1、豊田一朗さん(50)と妻(45)が溺れているのを通行人が見つけた。2人は病院に運ばれたが、豊田さんは間もなく死亡した。妻は意識はあるという。
県警勝浦署によると、豊田さん夫妻は小学6年の長男(11)と家族3人で水遊びに来ていた。長男が滝つぼ付近の深みにはまり、助けようとした両親が相次いで溺れたという。長男は自力で岸に上がって助けを呼び、通りかかった人が夫婦を引き揚げた。長男にけがなどはなかった。
現場は温泉郷として有名な養老渓谷の上流にあり、人気の観光スポット。前日の大雨で普段より増水していた。【岩崎信道】