大阪メトロは22日、長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅で21日夜、電車が扉を開閉しないまま発車するミスがあったと発表した。計9人の乗客が乗降できなかったという。ワンマン運転の運転士が開閉操作を忘れたもので、同社は「お客様にご迷惑をかけ深くおわびする」としている。
電車は大正発門真南行き4両編成で、21日午後9時25分ごろ、大阪ビジネスパーク駅に到着。ホームに7人の乗客がいたが、男性運転士(52)が扉を開けないまま発車した。
同35分ごろ、四つ先の横堤駅で降りた乗客が、駅員に「先ほどの駅で扉が開かなかった」と知らせてミスに気付いた。また、降りられなかった乗客2人が次の駅から折り返して下車する際、改札で「さっき降りられなかった」と申告した。
大阪メトロによると、運転士は乗務経験20年のベテラン。「思い込みで、開けたものだと思っていた」と話しているという。同線はワンマン運転のため、運転席のモニターでホーム上の映像を見て扉を開閉する仕組みだった。大阪メトロは「確認が不十分だった。今回の問題を全乗務員に周知し、基本動作の徹底を指導する」としている。【澤木政輝】