総務省消防庁は2日、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が7月25~31日の1週間に、全国の主な52消防で6307件に上ったと発表した。新型コロナウイルス感染の「第6波」だった2月第3週の6064件を上回り、過去最多。総数のうちコロナ感染疑いは2789件で、2週連続で最多を更新した。
総数は前週(18~24日)比5%増、コロナ疑いも同4%増で、いずれも6週連続の増加。オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりにより、感染拡大に歯止めがかからないほか、医療従事者にも広がって受け入れ態勢に影響が出たとみられる。