大阪府泉南市で中学1年の男子生徒が自殺し、教育委員会が調査を事実上放置していた問題で、市側は拒否していた第三者機関の報告書をようやく受け取りました。 今年3月、泉南市の中学1年の男子生徒が自ら命を絶ちました。市の教育委員会では約4か月にわたり報告や審議は行われず、クラスメイトたちにも亡くなったことは伝えられていないことが判明しました。 市の第三者機関は、遺族に聞き取りを行い、教育委員会の対応の改善を促す報告書を作成しましたが、市側は「第三者機関は個別事案を検証する機関ではない」などとして受け取りを拒否。しかし、「顧問弁護士の見解が変わった」として、8月2日に受け取りました。 (泉南市子どもの権利条例委員会 吉永省三会長) 「子どもの最善の利益を第一に考えていますかと。子ども同士のいじめの問題で終わらせてほしくない。大人の課題として考えていかないといけない」 また、第三者機関は市長に対し、教育委員会の対応についての検証を求めています。