福岡商業施設刺殺 少年が弁護士に控訴しない意向伝える

福岡市の大型商業施設で2020年8月、同市の女性(当時21歳)を刺殺したなどとして殺人罪などに問われた少年(17)=住居不定=に対し、求刑通り懲役10年以上15年以下の不定期刑を言い渡した7月25日の福岡地裁判決について、少年は5日、面会した弁護士に控訴しない意向を伝えた。弁護士が面会後、明らかにした。期限の8日までに控訴がなければ、判決が確定する。
判決によると、少年は20年8月28日午後7時ごろ、福岡市中央区の「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」の店舗で包丁を万引き。1階の女子トイレで女性を包丁で刺して殺害し、別の女性も包丁で脅すなどした。
公判で弁護側は、少年には幼少期の虐待によるトラウマ(心的外傷)があり「医療少年院で治療的養育が必要だ」として家裁への移送を求めたが、認められなかった。【平塚雄太】