お盆休みを古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが14日、本格化し、空港や駅は大きな荷物を抱えた人たちで混み合った。
福岡空港(福岡市博多区)の国内線は保安検査場前に長い列ができ、帰省先の家族らと別れを惜しむ姿が見られた。千葉県の女性(37)は3年ぶりに娘2人を連れて熊本県の実家に帰省し、親戚との食事や墓参りをして過ごした。「不安もあったが、感染対策をして来た。とにかくお互い会いたかった」
山梨県から孫たちが「サプライズで来てくれた」という福岡県久留米市の石橋世津子さん(71)は笑顔で孫の心絆(ここな)さん(8)と親戚の長田稜央さん(11)を見送った。佐賀県の祖父母宅に東京から1人で来ていた小学3年生、吉冨博彬さん(9)は「楽しかった。帰ったら宿題もしないと」と話した。
空港を運営する福岡国際空港株式会社によると、6~16日の国内線利用者数の推計は55万3000人で前年比145%。新型コロナウイルス流行前の2019年と比べて約90%まで回復した。【佐藤緑平】