県体操協会理事、運営費387万円を私的流用…「パチンコや競艇にも使った」

宮崎県体操協会は16日、会計を担当していた協会の男性理事(30歳代)が、協会の運営費約387万円を私的に流用していたと発表した。男性理事は協会の調査に「生活費に充てたほか、パチンコや競艇にも使った」と流用を認め、既に150万円を返済し、残りも2027年までに返済する意向を示しているという。協会は7月2日の臨時理事会で男性理事を解任した。
協会によると、男性理事は選手の登録費や大会参加費などを原資とした協会の運営費に関する通帳から昨年8月以降、約25回にわたって運営費を引き出すなどして私的に流用した。3月に決算書が提出されなかったため男性理事に聞き取りし、流用が判明した。
協会は男性理事が全額返済するとの誓約書を提出したことから、刑事告訴などは見送る方針。16日、県庁で記者会見した協会の後藤憲一会長は「非常に残念。様々な策を講じないと県民の信頼は回復できない」と陳謝。再発防止策として、複数の理事で会計をチェックすることなどを挙げた。
県によると、協会は21年度に県スポーツ協会から補助金約300万円を受給していたが、協会側から使途は示されており、補助金からの流用はなかったという。