暴露系ユーチューバー、ガーシーこと、東谷義和(50)がNHK党の参議院議員になって間もなく1カ月が経つ。同党の立花孝志党首(55)は、ガーシーの役割について「国会議員の不正、経済界の不祥事を暴いていくのが仕事」と説明し、公約通り47の暴露話を公開すると改めて約束した。
その第1弾として、ガーシーが3日のインスタライブで、名前を挙げたのが中曽根康隆衆議院議員(40)と、木原誠二官房副長官(52)だった。
「さらに5日、東谷氏は自身のインスタに中曽根氏が2人の女性と肩を組んで写っている写真とともに、中曽根氏が独身時代に何人も女性をポイ捨てしていたと投稿しました。木原氏に関しては先行して7月1日に楽天の三木谷浩史社長と豪遊していたと暴露していましたが、その後、芸能事務所社長との金銭授受問題や女性問題について言及しました。
この2人に関しては、今後、ガーシー氏が開設するサロンで細かく暴露すると予告しています。確かに、“下の話”はスキャンダルとしては面白いですが、政治記者であれば耳に挟んだことのある内容だったので、それほど驚きはありませんでした。もっと政治家としての不正を暴くような内容かなと思っていたので肩透かし感は否めません」(政界関係者)
■最大のネックは帰国できないこと
気になるのは、本当に残り45もの政界絡みの暴露話を出せるのかということだ。
7月17日に放送された「ABEMA的ニュースショー」でMCを務めた千原ジュニア(48)が、ガーシーについて「公約の『47個の実名暴露』を全部やったら、すごいと思う。『言ってた公約どうなってんねん!?』という政治家はいっぱいいて、掲げた公約を全部達成した人はいないから、政治家としてはすごいのでは?」と発言したが、まさにその通り。しかし、現実的にはどうだろう。
「一番のネックはやはり帰国できないということでしょう。ガーシー氏は国会に登壇しないとはっきり明言しており、秋の臨時国会にも出ない。国会議員としての責務を放棄した状態で、歳費を含めて年間3000万円近い税金を受け取ることになります。そんな人物に果たして、国会議員の不正に関する情報が集まるのか疑問です」(自民党関係者)
国会議員になってからのガーシーは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(48)や、同じ暴露系ユーチューバーのコレコレ氏とコラボし、これまでよりフレンドリーな雰囲気で登場することも多くなった。今後もドバイに居続ける以上、結局はそうやって他のユーチューバーを利用しながら協力者を増やして情報提供をあおぐしか方法がないのだろう。
■立花党首も「成果が出ないと…」と注文
そもそもガーシーはいつまで国会議員でいられるのか。立花党首は「(政治家のスキャンダルが)暴かれて辞任や何らかの成果を出すというのが国会議員としての彼の主な仕事」「逆にそれが出ないとなると、党としてかばい切れない」とガーシーに注文をつけ始めている。
来年の通常国会での失職の可能性も囁かれているが、票を投じた28万人の有権者の期待にガーシーがどこまで応えるのかに注目だ。