10月23日投開票の那覇市長選で、「オール沖縄」勢力の候補者選考委員会は21日会合を開き、故翁長雄志前知事の次男で県議の雄治氏(35)を擁立することで合意した。選考委は22日記者会見を開き、人選を正式発表した後、雄治氏に近日中に立候補要請する。雄治氏は21日、那覇市内で記者団に「まだ話が来ていないのでコメントできない」としたが、関係者によると雄治氏は周囲に立候補の意向を伝えている。
選考委出席者によると、これまで選考対象に挙がっていた雄治氏以外の3人のうち、副市長の久場健護氏(64)は辞退、同じく副市長の知念覚氏(58)は辺野古新基地建設への政治姿勢など選考基準から外れ、県議の比嘉京子氏(71)は雄治氏を推薦した。市議会与党各会派から異論はなかった。
選考委の基準は、新基地建設反対の政治姿勢が明確であること、玉城デニー知事と連携することの2点で、事実上、雄治氏が軸だった。玉城知事は那覇市内で記者団に「詳細に関してはこれから確認したい」とコメントした。
対する自民県連1区支部も候補者選考の最終段階で、「オール沖縄」側でも名前が挙がった副市長の知念氏擁立が濃厚となっている。
(社会部・城間陽介)