7月19日の豪雨で冠水した滋賀県近江八幡市内の地下歩道につながる市道で、女性の遺体が見つかった問題を巡り、小西理市長は24日の定例会見で、事故発生まで通行止めを行っていなかったことについて「通行止めをしないといけないという認識を担当として持っていなかった」との見解を示した。
市によると、事故当日の午前8時半ごろ、現場近くの安土中が、JRの線路下を通る地下歩道が冠水していると市に連絡。記録的短時間大雨情報が出された午後0時20分ごろ、県が地下歩道を通行止めにしたが、市道部分の通行を市が規制したのは、遺体発見後の午後4時45分だった。
小西市長は、事故現場が以前から冠水する状況だったことを把握していたとした上で、「事故につながる可能性があるという認識は正直なかった」と述べ、「われわれも認識を改めないといけない」とした。
また、災害時の情報共有の体制については、「われわれ(市内部)の中でも、県と市の間でも、適切な行動がとれる連絡の体制になっていなかった」と説明し、「しっかり連絡がとれる体制をつくらなければならない」とした。