無症状者の外出容認を検討 自宅療養増加で政府

新型コロナウイルス感染者の外出制限を巡り、マスク着用などの感染対策を徹底すれば、無症状の人が生活必需品を買いに出かけることを認める案を政府が検討していることが27日、分かった。感染拡大で自宅療養者が増えており、今後の感染状況を慎重に見極めて導入の是非を決める。
現在の流行「第7波」では各地で感染者の数が最高レベルとなっており、厚生労働省の助言組織は「早期に感染者数が減少する可能性は低い」と分析している。政府関係者によると、このままのレベルが続くようなら外出容認を導入する可能性があるという。