小説家の光原百合さん死去、58歳…「十八の夏」で日本推理作家協会賞

小説家の光原百合(みつはら・ゆり)さんが24日、死去した。58歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は父、良雄氏。
広島県尾道市生まれ。1989年、最初の詩集「道」を出版。小説「遠い約束」や童話「ほしのおくりもの」も手がけ、2002年に「十八の夏」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞した。尾道市立大教授。