--力を入れて取り組みたいことは
「家族法制など国民生活すべてに関わる問題があり、対立の火種を生むことがあってはならない。国民の理解とコンセンサスを大切にして、法律の企画・立案を考えていかなければならない」
-―世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で、どのような施策を進めていくのか
「被害の状況をしっかり把握しないといけない。まずは現行の法制度を活用していくことが大切。弁護士を紹介する法テラス(日本司法支援センター)などの制度もある」
--技能実習制度見直しに関する有識者会議が立ち上がる。制度にどんな問題があると感じているか
「本当に国際貢献になっているのか。使う側は労働力として安易に使っているのではないか。いろいろな問題点が指摘されているので、有識者会議で議論され、ワーク(機能)する制度として、いい結論が得られると期待している」
--入管施設収容中にスリランカ女性、ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、再発防止にどう取り組むか
「ウィシュマさんが亡くなられたことは大変、残念なことで、ご冥福をお祈りしたい。出入国在留管理庁の調査報告書を踏まえて対応策が取られているが、いかに徹底していくかが大切。問題は人権とのバランス。収容者の人権に配慮しながら、基本的には退去命令が出ている方には速やかに母国に帰っていただくが、バランスを取ることが必要だ」
--入管難民法改正案を秋の臨時国会に提出する考えは
「提出するかどうかは決めていない。できれば速やかに提出したいが、間に合うかどうか。申し上げられる段階ではない」(聞き手 荒船清太)