暴力団関係者に関する情報を知人に漏えいしたとして、警視庁は2日、王子署刑事組織犯罪対策課の男性巡査部長(39)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で辞職。同庁は今後、地方公務員法違反の疑いで書類送検する。
同庁によると、巡査部長は2月中旬、東京都内のスポーツジムで知り合った4人に対し、無料通信アプリ「LINE」のグループでのやりとりを通じ、複数の人物について暴力団関係者に該当するかどうかの情報を伝えた。
同庁のデータベースにアクセスして確認を取っており、「情報を教えることで自分に興味を持ってもらえると思った」と話しているという。
グループ内に暴力団関係者はおらず、4人以外への情報漏えいは確認されていない。同庁への情報提供で発覚した。
大嶌正洋・警務部参事官の話 警察に対する信頼を失墜させる行為であり、厳正に処分した。再発防止に万全を期したい。
[時事通信社]