大野和三郎・滋賀県議が三日月知事や県幹部に面会した際の言動を巡る県議会の政治倫理審査会の第3回会合が12日、県庁で開かれ、大野氏の弁明と委員からの聴取が公開で行われた。
大野氏は昨年11~12月、県関係者に対し、全国農業協同組合連合会(JA全農)と特定業者との取引の見直しを働きかけるよう求め、応じなければ当時の所属会派の自民党県議会議員団として予算案に反対すると迫ったり、「どあほ」「帰れ」と発言したりした。
大野氏は冒頭、「どあほ」という発言について「職員や県民に大変な心労を与え、心からおわびする」と謝罪。一方で「利己的な不当要求ではなく、県の姿勢を正そうとした」と釈明した。
委員からは16回に及ぶ面会の必要性や、会派の総意のような言動をした理由を問われ、大野氏は「行政の姿勢が改まらなければ、何度でも指摘するのは県民の代表として当然」「会派内で問題がある業者だと説明済みで、(決定事項だと)早合点した」と説明。面会時の自身の態度を「激高していない」、職員の様子を「(追い詰められた様子は)なかったと思う」とした。
次回は10月、面会に同席した有村国俊県議(自民)への聴取が行われる。