浄水器メーカーのタカギ(北九州市)が社有機として最新の小型ビジネスジェット機「ホンダジェットエリート」を導入し、安全祈願祭とお披露目会が25日、小倉南区の北九州空港にある同社格納庫で開かれた。タカギによると、機体は国内3機目の納入で、西日本では初という。【井上卓也】
機体はホンダの米子会社ホンダエアクラフトが製造し、全長約13メートル、幅約12メートル、操縦士2人を含めて最大7人乗り。最長約3時間半、約2600キロを航続でき、拠点とする北九州空港から台湾まで直行できる能力があるという。購入価格は約7億円で、オプションとして個室トイレを機内に設置した。米から実際の運航を兼ねて空輸され、8月にタカギに引き渡された。
タカギは創業者の高城寿雄会長(81)の意向で、社員の福利厚生や求人面でのアピール、操縦士を目指す学生への貸し出しという社会貢献の観点から、モーターグライダーなど3機を所有。こうした観点からホンダジェット導入も決めた。小倉南区に2023年完成予定の新社屋でも、長さ500メートルの滑走路整備を計画している。
この日は神事の後、来賓向けの試乗会もあった。高城会長は「日本ではビジネスジェットの利用が少ないが、航空機の保有は技術系学生へのPRになる。しっかり活用していきたい」と話している。