特殊詐欺グループに電話番号を提供した疑いで、9人が逮捕されました。
電子計算機使用詐欺ほう助の疑いで逮捕されたのは、東京都千代田区の電気通信事業者・合同会社アシストライズの実質的運営者大堤康至容疑者(51)と、代表の佐々木式部容疑者(55)ら9人です。 警察によりますと、9人は共謀し、去年11月、岐阜県岐南町の当時66歳の女性が、約49万円を騙し取られた、還付金詐欺事件に使われた電話番号を詐欺グループに提供した疑いがもたれています。 大堤容疑者らの会社は、詐欺に使われる電話番号の供給業者として国内最大規模とみられ、その被害者は全国に及び、このうち岐阜県と東京都だけで被害額は10億円以上とみられています。