米大使館前で「投げ入れるため」の火薬所持していた大学生を逮捕…自作か、不審な動きで発覚

東京都港区の米国大使館前の路上で違法に火薬を所持したとして、警視庁公安部は20日、大阪府の大学生の男(26)を火薬取締法違反(所持)容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、男は8月8日午後9時頃、米国大使館前の路上で、雑巾で包んだコップの中に火薬を所持した疑い。
警戒中の機動隊員が不審な動きに気づき、男の衣服のポケットから発見した。男は米国に不満を抱えていたといい、逮捕前の調べに「ネットで火薬の作り方を学び、大使館に投げ入れるために来た」と話したという。
男の自宅近くの駅のコインロッカーからは、火薬の材料とみられるものも見つかった。警視庁は男が火薬を自作したとみている。