関門海峡で夜間の水難救助に貢献したとして、門司消防署は、北九州市の会社員坂本
樹哉
(たつき)さん(20)と自営業前田真平さん(41)に感謝状を贈った。
前田さんは6月10日午前0時20分頃、門司区西海岸で夜釣り中にうめき声を聞き、女性が海中で岸壁にしがみついているのを発見。女性に声をかけながら、110番で状況を説明し、近くにいた他の釣り人らにも協力を求めた。
散歩中に居合わせた坂本さんは、すぐさま海に飛び込んで女性を確保。女性は酒に酔っていたとみられ、警察や消防が駆けつけた約20分後に無事救助された。
坂本さんは水産高校出身でダイビングの経験があり、潮の流れがやや落ち着いていることを見極めた上で、とっさに行動したという。
今月14日に門司消防署で感謝状を受け取った前田さんは「地元の消防団で人命救助の指導を受けていたのが通報に生きた」と語り、坂本さんは「6月で海中は寒かったが、助けが来るまで耐えることができてよかった」と話した。
同署の木村信幸署長は「2人の正確で勇敢な行動が市民の命を救った。素晴らしい連携での救助活動だった」とたたえた。