台風15号に関連し、静岡県内で住宅が水没したとする偽の画像がツイッター上で拡散していることが、同県への取材でわかった。
偽画像が投稿されたのは26日未明で、「ドローンで撮影された静岡県の水害。マジで悲惨すぎる…」とのコメントが添えられていた。27日午後6時時点で、5600件以上リツイートされた。
画像には、直線のはずの建物の屋根がゆがんでいるなど不自然な点があった。その後、投稿者はAI(人工知能)で画像を生成したことを認めたうえで、「申し訳ありませんでした」と書き込んだ。
この問題を受け、松野官房長官は27日の記者会見で、「流言飛語による社会的混乱を防止することは重要だ。政府としても、事実に基づかない情報に注意喚起するよう呼びかけていく」と話した。
坂本旬・法政大教授(メディア情報教育学)は、「災害時は、情報を求める心理からデマが広がりやすい。安易に拡散しないことが大事だ」と指摘している。