競艇CM汚職 津市職員と三重テレビ社員を収賄罪で起訴 津地検

津市が運営するボートレースのテレビCM業務委託を巡る汚職事件で、津地検は27日、三重県警が7日に収賄容疑で逮捕した津市職員、畑充彦容疑者(46)=同市=と、三重テレビ放送社員、酒井輝容疑者(35)=東京都中央区=を同罪で起訴した。
起訴状によると、2人は共謀し、同市が発注するテレビCMに関して、広告会社が随意契約で受注できるよう便宜を図った謝礼として、2019年1月11日、広告会社の代表取締役から現金18万円を受け取ったとされる。
県警によると、2人は逮捕当時の取り調べで容疑を認めていた。起訴内容に絡んで便宜を図ったCMの契約額は三十数万円だったという。贈賄側の広告会社代表取締役については時効が成立している。
畑被告は当時、市ボートレース事業部の副主幹で、テレビCMの発注や広報などの業務を担っていた。
三重テレビによると、酒井被告は当時、東京支社営業部でボートレースのCMの放送枠の提案などの業務に携わっていた。19年以降に三重テレビで放送されたボートレースのCMの大半が、贈賄側の広告会社から発注されたものだったとしている。【寺原多恵子、原諒馬】