偽議員バッジで官庁侵入の男、警視庁にも侵入し「組対二課」の腕章盗む…再逮捕へ

偽の国会議員バッジを付けた男が議員になりすまして官公庁に侵入していた事件で、男が東京都千代田区にある警視庁丸の内庁舎(仮庁舎)に侵入し、腕章2点を盗んでいた疑いが強まり、警視庁は6日に窃盗と建造物侵入容疑で再逮捕する方針を固めた。
再逮捕されるのは、品川区南大井の無職の男(22)(建造物侵入罪で起訴済み)。
捜査関係者によると、男は今年5月中旬~7月中旬、警視庁丸の内庁舎に1階出入り口から複数回侵入し、8階にある国際犯罪対策課(旧・組織犯罪対策2課など)の更衣室から「組対二課」と書かれた腕章2点を盗んだ疑い。
丸の内庁舎は、警視庁本部庁舎の改修工事に伴い、一部の部署が仮移転している。1階の出入り口に受付があり、一般の人から来訪先などを聞き取る職員がいるが、男はスーツ姿で警察官になりすまして素通りしたとみられる。
エレベーターで8階に上がると、IDカードで開錠する扉があるが、男は扉を開けた他の警察官の後ろに続いてそのまま入っていたという。
警視庁が8月、男の自宅の捜索で腕章2点を押収し、入手経路を調べていた。自宅からは偽の警察手帳も見つかったが、庁舎侵入時に手帳を示す機会はなかったとみられる。調べに男は「子どもの頃から警察官という職業に憧れていた」と供述した。