「反日研究とSNSに投稿し中傷」杉田水脈衆院議員訴えた教授らの裁判 控訴審始まる

SNSで「反日」などと中傷されたとして、大学教授らが杉田水脈衆議院議員に損害賠償を求めた裁判の控訴審の第1回口頭弁論が開かれ、杉田議員側は控訴を棄却するよう求めました。 大阪大学の牟田和恵名誉教授らは文部科学省などが交付する「科学研究費」を使った研究で論文を発表したところ、その一部に「従軍慰安婦問題」に関する記述があったことから、杉田水脈衆議院議員がSNSなどで「研究はねつ造だ」「反日研究」などと投稿したということです。 牟田名誉教授らは「事実と異なる中傷で研究者としての社会的信用を揺るがされた」として、計1000万円の慰謝料を求めましたが、今年5月に1審の京都地裁は杉田議員の投稿を「原告らの社会的評価を低下させるものではない」として牟田氏らの訴えを退けたため、牟田氏らが控訴していました。 10月6日に大阪高裁で控訴審の第1回弁論が開かれ、牟田名誉教授は「杉田議員の投稿は研究者生命を危うくする深刻な暴言です」と訴えました。 一方、杉田議員側は控訴を棄却するよう求めました。