滋賀県は7日、県が保管する新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチン(従来型)のうち、10月中旬までに使用期限を迎える約2万3千回分を廃棄する方針を明らかにした。「オミクロン株対応型のワクチン接種が始まり、従来型を使い切るのは困難。若者の接種も伸びなかった」としている。
県によると、県が設置する大規模接種センター分として確保した同社製ワクチンのうち、9月13日に期限を迎えた約8千回分を保管している。10月17日にはさらに約1万5千回分が期限切れになり、合わせて廃棄する方針。
県内各市町には、すでにオミクロン株対応の新ワクチンが国から配分されており、9月下旬から順次4回目接種対象者らへの接種が始まっている。県も10月14日から大規模接種センターで、医療従事者や福祉施設職員らへの新ワクチン接種を始める。県ワクチン接種推進室は「期限を過ぎた従来型は廃棄するよう国から指示されている。もったいないが仕方がない」とする。
県内では、9月末までに12歳以上の71・6%にあたる約90万5千人が3回目接種を終えた。都道府県別でみると、65歳以上は全国9番目(91・8%)と高かったが、12~39歳は35番目(49・5%)にとどまっている。