旧統一教会、取材応じぬよう要求=信者家族「そこまでやるのか」と抗議

元妻が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の橋田達夫さん(64)が18日、東京都内で記者会見し、教団の勅使河原秀行・教会改革推進本部長から報道各社の取材に応じないよう要求されたことを明らかにした。橋田さんは「そこまでやるのかという気持ち。被害者を封じ込めることをやっている」と憤りをあらわにした。
橋田さんの代理人の阿部克臣弁護士は、同日付で教団に抗議文を送った。
橋田さんによると、元妻は約30年前に入信し、これまでに計約1億円を教団に提供した。9年前に離婚し、長男は2年前に焼身自殺した。
15日に勅使河原氏が面会を希望していると教団から連絡があり、橋田さんは断ったが、16日午後に勅使河原氏が高知県の自宅を突然訪問。「マスコミにはもう出ないでほしい」と要求され、橋田さんは断って警察に通報したという。
会見に同席した阿部弁護士は、教団が7日にも元2世信者の会見を中止させようとしたことに触れ、「被害者家族が勇気を出して声を上げようとするのを阻止している」と非難した。
旧統一教会の広報担当者は「橋田さんが教会と話し合いの場を設けたいと聞いたので訪問したと思う」と説明。抗議文については「中身が分からないのでお答えしかねる」とコメントした。
[時事通信社]