判決原本など約60通を紛失

千葉地方裁判所に保管されていた民事裁判の判決原本など約60通が紛失していたことが分かりました。
千葉地裁によりますと、これらの紛失はおととし6月に閲覧の申請があった判決原本の所在が分からなくなり、調査を開始したところ判明したもので、1988年から1999年の間に裁判が終わった、民事事件の判決と和解調書の原本あわせて58通が対象とのことです。
原本は、記録上では庁舎内の専用の部屋で保管されていることになっていましたが、持ち出した記録がないことから、地裁では、職員が裁判調書や訴状などの書類を破棄する際に、誤って原本も一緒に破棄した可能性が高いとしています。
地裁は今後、紛失した原本の民事事件の関係者や当事者に謝罪するとともに、当事者から正本を借りて再度、作り直したいとしています。
千葉地裁の小野瀬厚所長は、「誠に遺憾で、深くお詫び申し上げます。二度とこのような事態を発生させないよう、適正な事務処理を徹底してまいります」とコメントしています。