岸田文雄首相が宗教法人法に基づく調査を指示した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡り、裁判所に解散命令を請求するよう政府に求めるオンライン署名が17日に始まった。呼びかけ人には被害者家族の会や親の信仰で苦悩してきた「宗教2世」、研究者、ジャーナリストらが名を連ね、19日夕方時点で13万筆を突破した。
署名では、教団による高額献金や霊感商法、2世信者に対する人権侵害が続き、複数の裁判で教団の組織的違法性が認定されているなどとして宗教法人としての解散を求めている。1カ月をめどに署名をまとめ、文部科学省などに提出する予定だ。
呼びかけ人に加わる「全国統一協会被害者家族の会」は2003年から約6800件の被害相談を受けてきた。担当者は「教団は『家族仲良く』とうたいながら、家族が一人でも関わると家庭が崩壊する。解散し、活動を抑制することが最低限必要だ」と話す。
署名はオンライン署名サイト「Change.org」(https://www.change.org/)でできる。【野口由紀】