国重文のくぐり戸壊した疑い 58歳男逮捕 大阪・貝塚

大阪府貝塚市の願泉寺で何者かによって国の重要文化財「表門」のくぐり戸が壊された事件で、大阪府警貝塚署は18日、文化財保護法違反容疑で、同市海塚の職業不詳、水谷晴一容疑者(58)を逮捕したと発表した。「くぐり戸を壊した覚えはない」と容疑を否認している。
同署によると、周辺住民が「ドンドン」という不審な音を聞き、寺の住職に連絡したことで被害が判明した。くぐり戸には、縦113センチ、横29センチと、縦63センチ、横15センチの穴が2つ開けられた。周辺の防犯カメラ映像から、水谷容疑者が犯行に関与した疑いが浮上した。
逮捕容疑は今月3日午後11時5分ごろ、大阪府貝塚市中町の願泉寺で、表門の北東側のくぐり戸の板をがすなどし、2カ所に穴を開けたとしている。
同寺のホームページなどによると、表門は江戸時代の延宝7(1679)年に建立された四脚門。切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)の屋根が特徴的という。