13カ月連続で血が足りない… 献血促進へ少年ジャンプやアイス

輸血医療に欠かせない献血が、新型コロナウイルスの影響もあり各地で不足している。岡山県赤十字血液センターによると、県内の月間の献血計画達成率は2021年9月からマイナス状況が続く。同センターは献血への協力者に渡す粗品を工夫するなどして協力を呼びかけている。
県内で毎日必要な献血量は約240人分だが、確保に難航している。計画達成率は21年8月にプラス0・8%だった以降はマイナスで、22年7月はマイナス8・8%と大きく下回り、同9月まで13カ月連続マイナスはここ数年で最長という。輸血用血液が不足した場合、近隣府県と融通し合い、車やヘリコプターで搬送する。
献血への協力を特に若者にアピールしようと、岡山市北区いずみ町の同センター内の献血ルーム「うらら」では、毎週月曜日に「週刊少年ジャンプ」をプレゼント。同区表町の献血ルーム「ももたろう」では高級アイスクリームなどを贈っているが、今月は移転開設10周年を記念して18~27日(土日を除く)、地元の土産品メーカーなど10社の協力で、「きびだんご」などのスイーツや瀬戸内特産ママカリの加工品などをプレゼントする。同センターの広江善男・献血推進課長は「メーカー各社はコロナ禍で経営の苦しい中、協力してもらいありがたい。献血者増につながってほしい」と期待する。
問い合わせ先は「ももたろう」(086・225・6301)、「うらら」(086・255・1211)。【石川勝己】