長崎市恐竜博物館は21日、長崎半島西海岸に分布する約8千万年前(白亜紀後期)の地層から、ティラノサウルス科の歯の化石が見つかったと発表した。形状や摩耗の状態から右下顎の歯とみられる。2014年5月にも同じ地層から類似の化石が見つかっており、長崎市にティラノサウルス科の大型種がいたことが改めて裏付けられた。
博物館によると、化石は長さ8.5センチ、幅3.3センチ、厚さ1.8センチで、19年4月に見つかった。全長10メートル前後の大型種の歯と推定される。
中谷大輔学芸員(38)は「貴重な化石が日本から出たことで、長崎に情報が集まることが期待される」と話した。