中国電力が原子力発電所の建設計画を進める山口県上関町の町長選が23日、投開票され、原発推進派で前町議会議長の西哲夫氏(75)(無所属新人)が、計画に反対する住民団体役員の木村力氏(75)(同)を破り、初当選した。
西氏は選挙戦で「原発を持ってくることで、商業が発展して働く場所も確保でき、豊かな生活支援ができる」と強調。一方で「原発に頼らない町づくり」の必要性も訴えた。
町では1982年に計画が浮上して以降、その是非を巡って町民を二分する町長選が繰り広げられてきた。2015、19年は無投票だったが、今回を含めてこれまでに計10回行われ、いずれも推進派の候補が勝利した。