国会議員なりすましグリーン券詐取、山下八洲夫被告に懲役2年求刑…12月7日に判決

国会議員になりすまして新幹線グリーン券をだまし取ったなどとして、詐欺罪などに問われた元衆院・参院議員の山下八洲夫被告(80)(岐阜県中津川市)の公判が24日、名古屋地裁(森島聡裁判長)であった。検察側が懲役2年を求刑して結審した。判決は12月7日。
起訴状などによると、山下被告は今年3~4月に3回、東京駅で有効期限が切れた国会議員用のJR無料パスを駅員に示し、現職議員の名前を書いた指定席申込書を提出。東海道新幹線東京―名古屋駅間の特急券・グリーン券5枚(計4万2900円相当)をだまし取ったなどとしている。
検察側は論告で「被告人には『自分が特別な存在である』とのおごりがある。国会議員への国民の信頼を損ねる前代未聞の犯行だ」と指摘。弁護側は「地位や名声は全て失われ、十分反省している」と述べ、執行猶予付きの判決を求めた。