通行人の女性にわいせつな行為をしてけがをさせたとして、大阪府警淀川署は25日、強制わいせつ致傷などの疑いで、大阪市淀川区加島の無職、毛利亮太容疑者(27)を逮捕したと発表した。容疑を認めている。
毛利容疑者は武術太極拳の選手で、所属していた大阪府武術太極拳連盟によると、2018年にインドネシアで開催されたアジア大会に日本代表として出場。延期となった22年大会の代表にも内定していた。同連盟は事件を受けて8月に毛利容疑者を除籍したとしている。
逮捕容疑は7月中旬の午後11時ごろ、大阪市内の路上で、通行人の40代女性に胸を触るなどのわいせつな行為をし、転倒させて軽傷を負わせたほか、7~8月に別の20代女性2人に同様にわいせつな行為をしたとしている。いずれの女性とも面識はなかった。
防犯カメラの映像などから毛利容疑者が浮上した。