《いっちゃえ、自民党》
SNSなどでは「絶賛」する声が目立った。25日の衆院本会議で、安倍晋三元首相の「追悼演説」を行った立憲民主党の野田佳彦元首相に対してだ。
野田氏はこの日、首相在任中に安倍氏と行った党首討論に触れつつ、「火花散らす真剣勝負だった。再戦を挑むべき相手は、もうこの議場には現れない」などと語り、「いつの時も手ごわい論敵だった。私にとっては、仇のような政敵だった」と振り返った。
テレビ中継はなく、この演説がネットやメディアなどで報じられると、SNSなどでは、《素晴らしい追悼の言葉でした》、《歴史に残る名演説である》と高評価の受け止めが拡散。
自民党支持者らしき人からは、《立憲にはもったないない。自民党でもう一度首相をやればいい》、《岸田さんよりもいい》などと“入党”を勧める意見も出たほどだ。
一方、野党支持者らからは、《適当にあしらわれていただけ。いまだに気付いていないんか》、《政治センスのなさは、岸田さんと同レベル》と揶揄する声のほか、《自民支持者が絶賛しているのだから、この際、自民にどうぞ》という冷ややかな見方もあった。